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いじめられっ子で根暗の浪人生が、日本一のインターン猛者になるまでの道のり

いじめられっ子で根暗の浪人生が、日本一のインターン猛者になるまでの道のり

インタビュー第2弾は東北大学法学部4年の、曽根原さん。日本一インターンに参加した学生として話題になり、東北大学起業部VEXの立ち上げをリーダーとして実施したり、NHKのTVに出演したりと多面的で精力的に活動し、春からITベンチャーのSpeeeでの就職が決まっているとのこと。そのモチベーションの真意を直撃した。

2年生の夏からインターンにハマった

ーそれではインタビューを始めますね。まず聞きたいんですけど、ぶっちゃけ今何してるんですか?

唐突ですね(笑)。今はリーダーとして立ち上げに携わった起業部VEXの運営や所属している3つゼミの活動、あと内定先のITベンチャーのSpeeeでのアルバイトですかね。

あとは、NHKの番組にアイリスオーヤマの大山社長と出演させていただいたりもしてます。

ー本当にいろんなことしてますね(笑)。

まあちょっと忙しいですね(笑)

ーインターンはいつ頃から始めたんですか?

2年生の夏頃ですかね。現在までで数としては、短期インターンで36社(2年時に8社、3年時に28社)、長期インターンは4社で合計40社受けました。

実は2年生当時はインターンに関して、就活っていう意識は全くなくて。
学校の外の世界を知るという意味でかなり刺激的で、個人的にはすごくポジティブなイメージを持って楽しんでやっていました。 

【曽根原正樹】1995/08/08生まれ。福島県 郡山市。東北大学法部所属。
1年次12月:Makotoインターンシップに参加
2年次7月:東京でインターンシップを始める
4月:Terra Drone Corporationにインターンとして参加。
3年次:合計で40社のインターンを経験
株式会社Speeeに内定。
4年次:スタートアップガレージVEXを運営。
2019/03卒業予定

ーなるほど。その時どんなこと考えてたんですか?

その時は価値観として“コストとリターンの度外視”と“自身の行動や心情の言語化”の2つを大切にしていました。

“コストとリターンの度外視”に関しては、つまるところ東京までバスでお金をかけて向かうコストよりも、その先のインターンやそこで出会う人たちとの人脈によって得られるリターンの方が大きいと感じていたということです。

東京のインターンで出会う学生たちは、月並みな言い方ではありますが優秀で面白い人が多かった。東北ではなかなか出会わなかった、自身の強い「個」を持った人ばかりで、僕はそこに対してモチベーションの上がり方が大きかったんですね。

僕は家庭環境的にもお金に窮していた訳でもなかったので、そこにお金をつぎ込むことには全く臆しませんでした。そういう意味では、ものすごく恵まれた環境だったと思います。

“自身の行動や心情の言語化”に関していうと、当時は自分の日々の行動から、心情を言語化して毎日文字に起こしていました(笑)。

というのも、当時7つのサークルに所属していてさらにはバイトもしていたので、自分で自分の行動を把握・整理できなくなっていたんですね。

「なぜ自分はこれをやってるのか」とか「1つ1つの自分の行動について、それぞれの目標は何で、どうしてやっているのか」ということがわからなくなってしまった。そこで自分の中でしっかり整理がしたくて、たまたま文字起こしを始めたんです。

でも、振り返ってみると、やっていてよかったなって強く思っていますね。というのも、周りの就活生とお話しする機会の中で、みんなが意外と言語化を苦手にしているんだなって感じて、言語化が練習によって身につくものだってことが実感できたからです。

意思決定時の4つの要素

ー言語化難しいです。(笑)ちなみにこんなにたくさんのインターンを経験したからこそ、後輩にアドバイスできることはありますか?

う〜ん、まぁ僕はインターンが好きだからやっていたけどそれが全てではないと思うので、目の前のことに夢中になればいいんじゃないかなって思いますけどね。

ーたしかに、なんでもいいから夢中になるのは大事ですね(笑)

僕は就活において大事なのは自己認知を高めることだと思っています。自分の価値観を深く理解して、それをうまく伝達すること。

だけど1、2年生のうちから自己認知を高めすぎて、「俺のいまの行動の真意はこうで、俺はこういう人間だからこれをするんだ!!」みたいなことばっかり考えていたら、没入感を持って行動することができないと思っていて(笑)。

だからそればっかりにならないで、目の前のことに没入感を持って取り組むっていうバランス感覚は大事だと思いますね。

ーたしかに。そこのバランス感覚ってどうやって養えると思いますか?

う〜ん、難しい質問ですね。没入感を持って目の前のことに取り組む傾向が強い人もいれば、自己認知を高めようとする傾向が強い人もいると思いますし。

でも個人的には、後出しでいいと思っています。まずはそんなに深く考えず行動してみて、その後にその行動の意味や心情を言語化するっていう順番で。

ーなるほど。

インタビュー慣れしてる顔ですね…

また個人的には目の前のことに取り組む上で、考えるべきこととして4つの要素があると思うんですよ。

ーお、それ知りたいです!

それは「自分の心の琴線に触れるものは何かを知ること」、「自分の好きと嫌いを把握すること」、「環境を変えてみること」、「自分で何かを始めて実行して最後までやりぬくこと」です。

1つ目については、自分の喜怒哀楽(涙を流すとか、怒り狂うとか)の感情が最大限引き延ばされるトリガーがなんであるのかを言語化することが大事だと思います。

2つ目については、感覚ベースでもいいので自分の好きと嫌いを把握して言語化しておくことです。そうすると自分の行動指針がより明確になるからです。​

3つ目については、モチベーションを自家発電式にあげることができる人なら必要ないと思いますが、自分がそうでないのならどういう環境で自身のモチベーションが上がるのかを知っておくことです。

4つ目については、自分の生活においての何かしらの気づきの中から「これをしたい」っていう意志を、自分から外方向への矢印として出して何かを始めること、そしてそれを実際に形にするということです。

これは言葉では簡単なんですが、自分からの矢印を出すっていう点で僕にとっては結構難しかったです。

浪人時代は全員死ねって思っていた。

ーちょっと話戻りますけど、やっぱりめちゃめちゃ精力的に活動してますよね。このスタイルって昔からそうなんですか?

いや、昔は全然でしたね。人の目線ばかり気にして生きてましたよ。浪人時代なんて全員死ねって思ってたし(笑)

ー全員死ね(笑)

実は僕、小学校の頃にいじめにあってたんです。今考えても結構ひどいなって思うくらいのものだったんですけど。
その頃に親の都合で転校することになって、そこから『どうすれば友達や先輩・先生から好かれるのか』という外からの見られ方を必死に考えて生きるようになったんです。

おかげで新しい学校ではいじめられることはなかったんですけど、外面を気にしすぎて本音と建て前で性格が完全に2つに乖離してしまったんですよね。高校時代に付き合っていた彼女にも本音をさらけ出せず、建前で付き合ってたこともありましたし。
その症状が最もひどかったのが浪人時代だったって感じですかね(笑)。

ーそうなんですか。その考え方っていつ切り変わったんですか?

大学1年の頃ですね。

当時サークルの関係で早稲田大学の1年生の子と知り合う機会があったんです。当時夜一緒に語り合ってた時に、その子が「俺は将来途上国で浄水関係の事業をやりたいんだ!」って言っていて。

ー1年生で?

そうですね。そこで、すげーショックを受けたんですよね。

同じ世代の子でここまで考えて動いている人がいるんだって。それなのに自分は周りからの見られ方ばっかり気にして生きててすげーしょうもないなって思って。

そこで、よくよく考えたら自分がそれまで生きてた世界ってすごく狭くて、もしかしたら日本や世界にはもっともっとすごい人がいるんじゃないかって自分の視座が高まったんだと思います。

ーなるほど。そこから動的に活動するようになったんですね?

そうですね。それからすぐにサークルを全部やめて(笑)。何かやりたくてインターンをはじめましたね。

何も行動しないことがリスク

ー最後に就活を控えている後輩に何か伝えられることがあればお願いします。

就活に関していえば、僕は4年生になっていきなりリクルートスーツを着て就活っていうスタイルはナンセンスだと思ってます。

個人的な見解だと、就活は情報戦だと思います。先に情報を獲得して飛び込んだほうが勝ち。

僕は大学1年の時からそのことに気づいて情報のアンテナを張ってキャッチアップすることは常に意識していました。

その時に一番大切なのは人脈です。情報を獲得したいときは、自分より多くを知ってる人に聞くのが一番早いからです。

だから、僕は人との繋がりにはかなり貪欲になっていました。その点でいうと仙台は狭いから、多くの人とすぐにつながることができました。

インターンもその延長線上で、たくさんの人脈、それによって得られる情報を求めて実行していました。

それから大切なのが何度も言いましたけど、言語化。でもその中で頭で逆算思考しすぎて、何も身動き取れなくなるっていうのは危険です。

何も行動しないのは一番のリスクですから。自身の心情を言語化しながらも、とりあえず行動を起こし続けることが必要なんだと思います。

ー情報感度あげて、いかに動き続けるかは本当に大事ですね。それでは本日はありがとうございました。

はい。ありがとうございました。

過去の不遇な環境から起因する強いモチベーションが、現在の曽根原さんの行動力につながっていたようです。
今後の曽根原さんのよりいっそうの活躍を応援したくなるような、人を惹きつける魅力が彼にはあったように感じます。

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